雪かきで気をつけるべき3つのこと


札幌も先日大雪が降り雪かきシーズンになりました。

雪かきシーズンになると雪かきが原因のギックリ腰や背中の痛み、肘や肩の痛み、膝の痛み等の症状の方が来院されます。雪かきで身体を痛めてしまう方には共通していることがあります。さてどんなことが共通しているでしょう?

答えは ・同じ動作を繰り返している ・雪の重さを考えずに無理な重さの雪を無理に投げている ・早いスピードで雪を押したり投げたりしている

上記3つのことが雪かきで身体を痛めてしまう方に共通しています。


雪かきは身体に負荷をかけてしまう動作が多く含まれているため、気をつけて行わなければ雪かきが原因となり身体を痛めてしまいます。

雪かきや除雪をする場合は身体を痛めないために下記の3つのことを意識しておこなってみてください。



同じ動作や同じ方向に押したり投げたりしない

雪の重さにかかわらず同じ動作の繰り返しや同じ方向への動作の繰り返しは身体の同じ場所へ負荷をかけてしまいます。


同じ場所への負荷を繰り返しかけてしまうと1回1回の負荷が軽くても繰り返すことにより負荷のかかっている筋肉や関節を痛めてしまう可能性が高くなってしまいます。


やらなければならない雪かきの範囲の中間や後半は逆の動作を入れたり逆の方向になるように持ち方や身体の体勢、手や足の位置等を逆にして行うようにしましょう。逆の動作では雪を押したり投げたりするのが難しいという方は雪かきの途中に道具を置いて逆の動作をゆっくり大きく3~5回連続でおこなってから雪かきを再開するようにしましょう。


単純に逆の動作や逆の方向に動かすことにより負荷のかかっていた場所の圧力が変化するため負担を軽減することができます。


雪の重さや量、雪かきをする範囲を意識して無理のない重さや量を運びましょう

雪の質も重さも温度などにより変わってきます。一番痛めてしまいやすいのは水分を含んだ重い雪の時が多くなります。


雪の重さに合わせて1回に投げる雪の量を調節しましょう。投げたり押したりしてみて痛みがある場合は負荷が大きすぎるため痛みなく動作しやすい雪の重さに調節しましょう。


痛みを我慢して痛い動作を繰り返していると痛めてしまう可能性はかなり高くなってしまいます。


早いスピードで動作を繰り返さない

雪かきは時間が限られていたり楽しいことではないため早く終わらせようと早いスピードでしてしまうことが多いと思います。


雪の重みや負荷のかかった状態で早いスピードで動作をしてしまうと筋肉や関節にかかる負荷がスピードの分多くなって痛めてしまう可能性が高くなってしまいます。たとえば雪かき中は痛くなかったが雪かきが終わってから徐々に痛くなる方はスピードのある動作を繰り返していることが多いです。


時間に限りがある場合は雪かきをする範囲を少なくしてゆっくりとした動作でやりましょう。時と場合に合わせてなるべく早いスピードの動作を減らしましょう。雪かきをしても痛めない方は自分の身体に合った動作や雪の重さ、スピードで無理をせずに雪かきをおこなっていたり、途中で休憩を入れて身体を伸ばしたり自分のペースでおこなっている方が多いです。


なかなか上記のことを意識するのが難しい場合や早いスピードで無理をしなければいけない場合はコルセットやサポーターを使用して雪かきをしましょう。それだけでも痛める可能性は低くなります。




これから3月、4月までは除雪が必要になりますので身体を痛めないように気をつけながら雪かきをしましょう。どこをどう意識するのかよくわからない方や、雪かきの動作で痛みのある方、雪かきで身体を痛めてしまった方は早めに治療をしましょう。